【無料・受講時の規約サンプルあります】講座のパクリーマン対策に。セミナー参加規約もどうぞ。

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こんにちは。長谷川亜由美です。

講座のテキスト内容がまるパクリされた

教材がコピーされ無断でダウンロード販売されていた

…という経験はありますか?

私は、たぶんありません。

私の知らないうちにパクられているかもしれないので「たぶん」です。

パクリーマンには、創造力も想像力もないのですよね、残念だけど。

最初からパクってやろうという悪意がある方もいるでしょうけれど、著作権など知的財産に関する知見が皆無の場合もあるようです。

(悪気のない無知は手に負えないですが・・・)

その証拠に、

お金を払って受講した内容を真似して、何が悪いの?

と開き直る人もいて、パクリの意識すらなく、逆ギレされたなんていう話も耳にします。

パクられたほうとしては、たまったものではありませんよね。

その知財を作り上げるまでに、多くの時間と費用を要したであろうことは、想像もできないのでしょう。

もはや常識から教えないとダメな時代のようですよ。

そこで、ほんのちょっとでも抑止力となるように、事前に「パクったら訴えるぞ!」という規約に同意していただくことをおすすめします。

私は長年、通信教育事業に携わっておりますが、同意書のおかげか、はたまた受講生が良識ある方だからなのか、わかっている範囲では、パクリ被害にあったことはありません。

同意書を求めることで

「けちくさっ!」

などと、ののしられたこともありませんよ。

ご自身で講座を開設している方や、パクリ被害でお困りの方は、ぜひ取り入れてみてください。

講座の申込時にいただく同意書(おもにテキストの著作権保護)

以下の内容を参考にどうぞ。コピペOKです。ごく一般的な文言ですので、私への著作権侵害にはあたりませんから、ご自由にお使いください。ただし、法律的監修が入っているわけではありません。

受講規約を印刷して受講者からサインをもらう方法が一番確実ですが、webから申し込む場合、フォーム内に記載しておき「同意」にチェックを入れないと申し込みができないようにする方法もあります。

●●講座 受講規約

「●●講座」には(以降、本講座と言う)、秘匿性の高い内容が含まれています。以下、すべての項目に同意のうえ、お申し込みください。

  • 複写・複製・再配布の禁止
    本講座の内容は、申込者本人のみが使用できるものとし、次のような行為を固く禁じます。

    本講座の内容または概略をWebサイト上で公開する
    本講座の内容を複製し二次利用する
    本講座の内容を要約し動画や音声として配布する
    申込者本人以外に本講座の内容を再配布する
    上記に準ずる行為
  • 一般公開・二次販売の禁止
    本講座に含まれる情報は、著作権法によって保護されています。手段を問わず、一般公開・二次販売はできません。また、本講座の内容に類似したものを販売することも禁じます。
  • 損害賠償
    講座期間中に、上記規定(①、②)に違反したことが発覚した場合、自動的に本講座に関する契約は解除となり、受講は打ち切りのうえ、残回数分のテキストや配布物などを受け取る権利も消滅します。また、すべてのテキストを受取ったあとに、違反が発覚した場合においては、受講者は違約金として違反件数に販売価格を乗じた金額の10倍を支払うものとします。また、Web上において本講座の内容を公開した場合にも、あわせて損害賠償を請求いたします。
  • 免責事項
    本講座の内容に関して発生した直接的及び間接的な損害に対し、主催者および講師は、責任を負うものではありません。

主催者名称
主催者連絡先

対面セミナーの参加規約

不特定多数の方が集まるセミナーも、なにがあるかわかりません。

当日、のっぴきならない事情により、セミナーを開催することができなくなったり

または、予期せぬ災害によって参加者が来られなくなったり・・・

そんなとき、返金規定がしっかり定められていないと、あとあとめんどうなことになってしまいます。

まして、セミナー実施中に地震が来た!とか、火災が起きた!なんていうことも、可能性はゼロではありません(実際、私は13年やってきた勉強会の中で、一度だけ大きな地震がきて、ビルが停電になったことがあります)。

参加者の安全を確保する手立てが講じられていない場合は、最悪のケースにつながりかねませんよね。

やはり、セミナーでも参加規約は重要です。

こちらも、まるパクリOKです。

●●セミナーの参加規約

●●セミナーの参加規約を次のとおり定めます。同意のうえお申し込みください。

参加者の権利

  • 申し込み、支払い手続きが完了したセミナーへの参加
  • 申し込み、支払い手続きが完了した録画映像の閲覧(ただし、定められた期限内)
  • セミナー終了後のフォローアップ用非公開グループ(Facebook、LINEオープンチャットなど)への参加

知的財産権

提供する一切のコンテンツ(セミナー資料、スライド、映像等)の著作権は、主催者または登壇した講師にあります。よって、以下の行為を固く禁じます。

  • コンテンツの複写、複製、再配布
  • コンテンツの一般公開、二次販売

禁止事項

  • 受講した内容を使い、あたかも自分の講座のようにして、受講生を募集したり講座を開催する一切の行為。有料・無料は問いません
  • 「語尾が違えばOK」「内容も少し変わっていればOK」などという解釈も通用しません。生成AIなどを使って改変したとしても、著作権はこちらにあります

あなたがお支払いになった参加費は、あくまでも「受講の権利」です。

決して、セミナーの内容を有料・無料に関わらず、二次利用する権利ではありません。

「受講したら全部自分のものになる」と勝手に思い込み、セミナー主催者やセミナー講師の権利を侵害する行為は絶対におやめください。

参加制限

次に該当する方は、次回からの参加をご遠慮または会場からの退席・退出をお願いすることがあります。

  • お申し込み後、指定の期日までにお支払いがない方
  • こちらからお支払いの催促をしても支払いなく、さらに一切連絡のない方
  • なんの連絡もなく、当日お見えにならない方
  • 当日のキャンセルをなさる方(体調不良・ご不幸をのぞく)
  • 不愉快な言動により、参加者からクレームが多数あった方
  • その他、参加者としてふさわしくないと主催者が判断した方

参加者の都合によるキャンセル時 キャンセル料の取り決め

基本的に、参加費をお支払後、参加者都合によるキャンセルにつきましては、ご返金いたしません。

ただし、例外として次の事項を定めます。

  • 参加者のお身内に関するご不幸が原因の場合
  • 台風、地震、津波など、災害による交通機関の停止が原因の場合

上記2項目に関しては、振込手数料を差し引きのうえ、参加費の全額を返金いたします。ご希望があれば、次回以降の参加費に振替対応いたします。

主催者の都合により、セミナーの開催を中止する場合の返金対応について

理由の如何を問わず、参加費の全額を返金いたします。加えて、セミナー中止の通達が、セミナーの当日だった場合、交通費として1人につき●●円をお支払いいたします。

ただし、セミナー中止に起因するあらゆる損害につきましては、一切の補償をいたしません。

災害による大規模停電や交通機関の停止などの不可抗力により、セミナーの開催を中止する場合の返金対応について

ここに定める災害とは、震度5以上の地震や、台風、津波など、命の危険を感じる自然災害を指します。

参加費の全額を、次回以降の参加費に振り替えます。

なお、中止決定を知らずに、当日会場まで移動された参加者につきましては、交通費その他の諸費用等、一切のお支払いはできません。

セミナーの開催当日に、開催地のある市区町村にて震度5以上の地震が発生した場合の対応について

●●市内を震源とする、震度5以上の地震が、開催当日に発生した場合で、開催時刻1時間前までに、主催者からの連絡(続行か中止か、いずれの場合も含む)が一切なければ、セミナーは自動的に中止となります。

主催者が被災していて連絡不能であることも考えられますので、災害時は、ご自身の安全を最優先した行動をしてください。

参加費については、後日全額返金いたします。

セミナーの開催中に被災した場合の対応について

ここに定める「被災」とは、地震、台風、津波、洪水、火災、停電、ビルの倒壊、事故、テロなどによる被害を指します。

セミナーの開催中に被災した場合、その場にいる全員が、被災者です。

助け合って、安全を確保する行動をしてください。

参加費は返金できません。

また、セミナー中断に起因するあらゆる損害や、被災による怪我、交通機関停止によって帰宅できない事態など含め、一切の補償をいたしません。

損害賠償請求にも応じられません。

オンラインセミナーの参加規約

オンラインの場合でも、規約は重要です。

2020年のコロナ禍をきっかけに、急速に浸透したオンラインセミナーですが、歴史が浅いため、ルールもマナーも曖昧に見受けられます。

そのため「最初に言っておけばよかった!」という事態になることが多いようです。私もそんな経験をたくさんしました。

こうしたことは「暗黙の了解」というのが通用しませんので、明文化しておくことが重要です。

以下にあげるのは、先に紹介した対面セミナーの参加規約に付随して、私がオンラインセミナーを開催する場合の事例です。

ご自身の状況に応じてアレンジなさってください。

たとえばウェビナーの場合なら、顔出しなし、発言なしとなるでしょうから、記載を変更する必要があると思います。

●●オンラインセミナーの参加規約

●●オンラインセミナーの参加規約を次のとおり定めます。同意のうえお申し込みください。

参加前にご準備ください

  • PC、タブレット、スマートフォンなど、Zoomミーティングを利用できる端末
  • 安定したインターネット回線
    ※PCをご利用の方は、無線LAN(Wi-Fi)よりも有線LANを推奨します
  • お顔をうつすためのwebカメラ
    ※ノートPCにはカメラが内蔵されていることが多いですが、各自ご確認ください
  • 発言する際に必要なマイク(イヤホンマイクを含む)
  • 音声を聞き取るためのスピーカー、イヤホン、ヘッドホンなど

なお、セミナー開催当日の「Zoomミーティングに入室できない」「音声が聞こえない」「映像が見えない」といったトラブルには対応いたしかねます。ご自身で対処なさってください。

オンラインセミナー参加用のミーティングIDについて

  • セミナー参加費のお支払いが完了した方には、オンラインセミナー開催前日と当日に、メールでご案内いたします

Zoomミーティング入室時のお願い

  • 定刻で開始するために、5分前までに入室してください。入室開始時刻は●時●分です
  • セミナーにお申し込みになった氏名を表示してください。どなたかわからない場合は、一度ご退室いただくことがあります
  • カメラオン(ご自分のお顔を投影した状態)でご参加ください
  • マイクはこちらでオフにさせていただきます
  • チャットのご利用については、オンラインセミナー開催当日の指示にしたがってください

欠席に関するご連絡

  • 必ずメールでご連絡ください。チャットやDMでは受け付けていません。万一、連絡なく欠席された場合は、次回以降の参加をご遠慮いただきます。

オンラインセミナー受講中のお願い

基本的に、対面セミナーでやらないことは、オンラインセミナーでもなさらないようにお願いします(ながら受講、おしゃべり、突然画面から消える、寝る、着替える、シートマスクをしたまま受講、食事をしながらなど)。講師の気が散るだけでなく、ほかの参加者の方にもご迷惑です。

  • 進行の都合上、オンラインセミナーの開始時刻より遅れてのご入室はお断りいたします
  • もし、一時的にカメラの前からいなくなる場合は、カメラをオフにしてください
  • 途中、発言していただくことがあります。騒がしい場所や、屋外からの参加はご遠慮ください
  • 途中で退室する場合は、声がけ不要です。そっとご退室ください

禁止事項

  • オンラインセミナーの参加費は、お一人様分の価格です。画面に映る、映らないに関わらず、複数名でオンラインセミナーに参加しないでください。もし、複数名で参加していることが発覚した場合、追加料金および損害賠償を請求いたします
  • 録音、録画、撮影、受講中の様子をライブ配信する行為

録画データ、スライドについて

  • 受講アンケートにお答えいただいた場合のみ、差し上げています。ただし、ご自身での復習にのみご利用いただき、第三者への再配布や著作権を侵害する一切の行為を禁止します

セミナーの開催当日に、主催者の都合により配信が不能になった場合の対応について

不測の事態により、オンラインセミナーの配信が不能状態になった場合は、後日改めて開催するか、録画映像を配布いたします。参加費の返金はいたしかねます。

いかがでしたでしょうか。

規約は、常に見直しをしていく必要がありますが、最初からここまで揃えておけば、かなりいい感じだと思います!

なにしろ、千葉中央勉強会イブスタで、2010年から、13年も運営してきた経験から得たノウハウを詰め込んだ規約です。

ぜひお役立てください。

投稿者プロフィール

長谷川さん
長谷川さん
長谷川亜由美|女性向けサイトリニューアルの専門家|webと文章のコンサルタント|株式会社AKDを経営して17年目の人。

暮らしのちょっとした不便をなくし、快適で豊かにするための商品を比較したり、検証したりするのが趣味。オススメ飲食店の紹介や、映画をもっと楽しく見るためのレビューも得意。どうせなら記録に残そうと思い、自分で書いているのがこの雑記ブログ「長谷川さんが書いてます」です。