せっかく貧乏は、さらなる貧乏を呼ぶ法則
こんにちは。長谷川亜由美です。
ホームページリニューアルの打ち合わせの際
「せっかく作ったホームページだから、いまのまま、なんとか活かしたいんですよね」
と、言われることがあります。
でも、活かせていない理由がありますよね?
その理由、わかってますか?
と、おたずねすると
だいたい・・・わかっていらっしゃらないです。
たとえば、大金をかけて英会話スクールに通ったとしましょう。
でもなんか続かない。
でも、せっかく払ったし通わないと損だから、行かないと。
もうね、この時点でやめてしまったほうがいいです。
だって、続かない理由がちゃんとあるはずだから。
・通ってみたけどつまらない
・ホントはそれほど英会話に興味がない
・別に覚えられなくても死ぬことはない
つまり「本気」じゃない。
なのに、せっかく払った受講料のためだけに、さらにムダな時間を費やすのは、もっともっと無駄遣いになると思いませんか?
いったん払ってしまったものは、その時点ですぐに減価償却したものと思ったほうがいいです。
これじゃぁダメだった、っていうことがわかったのですから、完全なムダにはなっていません。
それよりも、新しい可能性にチャンレンジしたほうが結果的にトクです。
やめることで、捨てることで、新たな時間が生まれます。
時間は無限ではないのですし。
せっかくだから、せっかくだから、せっかくだから。
そう言い続けていると、使った金額にばかり意識がいってしまい、もっと大事なことを見失ってしまいます。
これが「せっかく貧乏」です。
せっかく作ったホームページでも、いらないとわかったら潔く捨ててほしい。
老朽化した建物をだましだまし使うようなことをしても、貴重な財産がついえるのを先延ばしにしているだけです。
だからこそ、せっかく貧乏にならないようなホームページをつくり、育てましょう。
そのためにやらなければいけないことは、実にシンプルなことばかり。
それをすっとばして、形ばかり追い求めるから、結果「せっかく貧乏」が生まれるんです。
せっかく作ったんだから使わなきゃ、じゃなくって、ちゃんと使えるものをつくるべき。
(もちろん、継続する努力も必要だけど)
あなたはせっかく貧乏になっていませんか?