遅咲き過ぎてなにが悪い!吉開りりぃに学ぶ七転び八起き
こんにちは。長谷川亜由美です。
人間生きていれば、いいことも悪いこともあるでしょう。
うれしいことも、かなしいことも、楽しいことも、さびしいことも、つらいことも、喜ばしいことも、怒る狂うことだって。
そうわかっている私ですら、たまに大きな石につまずき、転びます。
それでもなんとか起き上がり、傷ついた心を引きずりながら歩きますが・・・
ときには、そのまま歩みをとめて、あきらめたくなることもあるんですよね。
あきらめてしまうと、ラクだから。
辛さから逃れるための、ひとつの手段だから。
立ち向かわずに、声を、心を閉ざしてしまえば、それ以上辛くないから。
でも、それは甘すぎたなぁと、簡単にあきらめるようなことなら、本気じゃないよなって、自らを反省するに十分すぎる出来事がありました。
それが、吉開りりぃ デビューライブです。
47歳にして、メジャーデビュー。
そんな彼女を、「遅咲き」と称した人がいたかと思えば「遅咲きすぎる」と称する人もいます。
ライブハウス ケントスでの、初の女性バンマスという地位にいたにもかかわらず、彼女をメジャーデビューに突き動かした原動力は、いったいどこにあったんでしょうか。
華々しくスポットライトを浴びた彼女の後ろには、当然影ができます。
その影こそが、光を求めていたに違いありません。
苦しんで苦しんで苦しんで。
それでもあきらめなかったりりぃさんの生き様が、聞く人の心を、魂を揺さぶるんです。
私も揺さぶられたヒトリです。
六本木スイートベイジルのど真ん中、最前列で、涙が止まりませんでした。
りりぃさんが歌う、悲しい恋の歌の数々。人生そのものの歌。
コトバになっていないメッセージとエネルギーが、ズドンと打ち込まれ、胸が苦しくて苦しくて・・・
歌を聞いてこんなことになったのは、初めての経験です。
歌には、人を元気にするチカラがあると思う。
でも、りりぃさんの歌声は、その神々しいばかりの立ち姿は、なんの邪念もなく、ただただストレートに響くんです。
元気になるとか、パワーもらった!とか、私もがんばろうと思った!とか
そんなんじゃないんですよ。
「響く」
そのヒトコトにつきます。
カラダの中の臓器という臓器が、血液に押し流されてしまうんじゃないかと思うほど。
微細で、それでいて大きな振動が、私の体内を駆け巡りました。
りりぃさんのエネルギーの強さを、真正面から受け止めてしまい、さすがの私が、ライブ翌日、なにもヤルキが起きないほど、疲弊したのですから、相当なものでしょう。
キャッチーで、歌いやすい歌ばかりがもてはやされる時代に、誰にもマネできない存在感と歌唱力をひっさげてデビューした、吉開りりぃ。
紅白に出るぞ! とシャウトしたりりぃさんのあらたな夢に向かって進んでいくその生き様を、私も追いかけてみたいです。
転んでも転んでも立ち上がる吉開りりぃを目の当たりにしたら、簡単にあきらめようとしていた自分が情けなくて、恥ずかしい。
本気のことは、あきらめない!
自分の心にウソをつくような生き方はしない!
そう、誓うに足る、時間を過ごせたことに感謝します。
吉開りりぃ オフィシャルサイト
http://yoshikailily.com/
「数え歌」PV
「悲恋」PV
オマケ☆ りりぃさんと一緒にカラオケに行ったときの写真。とっても粗いけど、お宝です♪