他人の経験談を自分の糧にできていますか?聞いた話をムダにしないための3つのポイント
他人の経験談を自分の糧にできていますか?
セミナーや講演会に出席したあと。
『いい話聞いたな~』
と、思ったとしても、それで終わってしまうことは、決して少なくないでしょう。
せっかく時間をかけて聞いた話を無駄にせず、自分の成長のための栄養剤とするには、どうしたらいいのか
千葉で8年間、勉強会を開催しつづけ、のべ1000人以上を動員し、
多くの講師のセミナーを聞いている、この私が
実際のセミナーを例に上げながら、そのヒケツをお伝えします。
こんにちは。長谷川亜由美です。
2018年10月5日(金)のこと。
私が主催している勉強会「イブスタ」に、青山華子さんが登壇してくれました。
イブスタは、2010年10月から、月に1回、第一金曜日の夜に開催しており、この日はちょうど8周年。
記念講演として、普段のセミナーとは違った、なにかおもしろいことをしたいんですよね、と提案をし
決まったのが
がけっぷち華子先生の「なんでもQ&A」コンサルライブです。
あらかじめ集めた質問を、青山華子さんに次々と投げかけ、その場で答えていただくライブ感を重視したもの。
はじめての試みです。
前半の30分を、青山華子さんに「がけっぷち脱出ストーリー」と題した講演をしていただき
その後60分を、コンサルライブの時間にあてました。
ところが、前半の30分が終わろうかというころ。
『それ、青山さんだから、できてるんじゃない?』
『私には、とてもムリ・・・』
そんな絶望にも似た空気をビシビシ感じるんです。
会場は、文字通り「酸欠」状態で、みなさん、呼吸を忘れているかのように静まり返っていたのです。
そのぐらい、壮絶な「がけっぷち脱出ストーリー」でした。
ところが、コンサルライブが始まると、空気は一転。
会場からは、笑顔も見え、笑い声が漏れ聞こえるようになり、小さくしぼんだ風船のようになっていた会場のエネルギーも、徐々に大きくなっていきました。
というのも、青山さん特有の、ひょうひょうとした語り口調というか、つらいことも淡々と話されては、笑いにかえてしまうパワーのおかげだと思います。
事前に、参加者のみなさんから質問を募集しておきましたが、時間の関係で、当日に回答できたのは、以下の7つ。
- いろいろなトラブルを乗り越えてこられたとお伺いしましたが、1番つらかったこと、もしくは大変だったことはなんですか?それらをどのように乗り越えられたのでしょうか。
- お仕事をされているうえで大切にしていることはなんですか?
- メンタル面でできるだけフラットで居られるよう、日々心がけていることはありますか?
- 法人格に変更するタイミングについて、どのように考えればいいでしょうか?法人格があるほうが、信用を得やすいのか?などと考えています。
- 価格設定はどうしていますか?何か決め手はありますか?
- 私もそうですが、トシとともに働くスピードや集中力などが落ちてきますが、売上は落としたくありません。いまはまだ自分が動くことが収入の大半となっているので、なにがあっても収入が得られる働き方をしたいです。これは誰にでもありえる未来の話なので、おたずねします。いまから準備できることがあるとしたら、なんですか?
- リーマンショックでのがけっぷちのとき、アメブロでブログを書きまくっていましたよね。そのとき、なぜブログを選んだのですか? また、ブログによって、どのような復活劇を遂げられましたか?
(その他の質問への回答は、後日、Facebookグループで、シェアしました)
私がファシリテーターとして青山さんに質問をなげかけ、青山さんは答える。
そして、その内容を板書していくのが、イブスタのもう1人の主催者、小林豪志さんです。
1時間で、これだけの内容を書き留めました。
どんながけっぷちが目の前にあっても
どんな状況下でも
たとえ病床でふせることになったとしても
ビジネスを続け、売上を上げ続けていくには、どうしたらいいのか?
そんなヒントを得られる質問ライブになったと思っています。
ただし、いい話だったな~!
で、終わらせてはいけません!
しっかり、自分の糧にしてこそ、講師も喜ぶというものですよね。
そこで、人の経験談を、自分の糧にするポイントをご紹介します。
1)「事実(ファクト)」を見極める
まずは現状把握ですね。
自分が今抱えている問題はなにか?
何が進歩を妨げる壁になっているか?
流れをせきとめているものはなにか?
「事実(ファクト)」書き出してみることです。
2)遠くない未来の目標を設定する
次に、今日よりも、明日がよくなるための目標を設定します。
これは、あまり遠い未来ではないほうがいいでしょう。
1ヶ月のうちに、ブログを10記事、投稿する!
など、具体的で、ムリのない数値目標がいいと思います。
3)目標を達成するために、
経験談から、取り入れられることをピックアップする
「自分にはできない」と思ってしまったら、その時点で未来への扉はシャットダウンです。
できると思って、経験談の中から、自分にもいますぐに取り入れられることを拾い出してみましょう。
なにかひとつでもいいです。
・・・
いかがでしょうか。
これらをしなければ、ただお金と時間を使って、その場ではなんとなく楽しんで、おしまいです。
一晩寝て、朝になったら、燃えたぎったはずのモチベーションは、あっさり消えてしまうのが、関の山。
学ぶ姿勢の違いは、学んだあとにこそ、現れます。
聞いた話を、自分の糧にするかどうかは、すべて自分次第なんですよね。
今回のコンサルライブ終了後には、参加者のみなさん全員に
明日からの自分に対する宣言を、1つ、書いてもらいました。
20個あつまったうちの、いくつかご紹介しますね。
- 先送りを減らす
- 人を楽しませ、自分も楽しむ
- アメブロの管理画面を週に1度は見る
- ネットでの発信を毎日続ける
- 信頼貯金を増やす
さぁ、できているでしょうか?
やるのは自分です!
どんなにいい話を聞いても、やらなければ前には進みません。
セミナーに出ただけでは、なにも変わらないのです。
このブログを読んだあなたも、一緒ですよ。
グダグダ言わずに、はい! やりましょう!
・・・そうは言っても、行動する気力がない(笑)という方にオススメなのが
千葉中央勉強会イブスタです。
毎月、第一金曜日の19時から開催しています。
勉強会といっても堅苦しくなく、わきあいあいといつも楽しい時間が過ぎていきます。
勉強もできるオトナの遊び場がコンセプト。
開催内容は、メールマガジンで先行してお知らせしていますので、ぜひご登録ください。
この、一歩の行動で、なにかが変わるかもしれませんよ。