シンプルに生きるための3つのガイドライン
こんにちは。長谷川亜由美です。
私は、いつしか、数あるものの中から「自分にとって、最適なものを選ぶ」ということをしなくなりました。
選ぶなんて、とても難しいことですから。
どうしてもなにかを選ばなければいけないときは、消去法。
たとえば、お付き合いする人たち。
私は、日頃から多くの人たちに出会います。
その多くの人たちの中から、仲良くしたい人を選んでいくなんて、おこがましくてできません。
それよりも、お付き合いしたくない人を寄せ付けないほうが、生き方としてラクです。
そのための自己表現。
そうすれば、必然的に、自分の周りには気が合う人だけが集まるし、残ります。
数は重要ではありませんし。
または、食事。
食べたくないものだけを決めておけば、あとはオールOK。
これも、とってもラクです。
だいたい、飲食店って、たーくさんのメニューがありますね。
あんまりありすぎると、もう選べません。
かといって、好きなものだけを選んでいると、可能性がせまくなります。
だから、嫌いなもの、食べたくないもののガイドラインにマッチしなければ、あとはなんでもいいことにしました。
お店におまかせできるときは、全部まかせます。
絶対に食べられない食材(といっても、カニだけですが)だけを伝えたうえで。
そうしたら、以前の自分なら決して選ばないようなお料理に巡りあうことができるようになりました。
仮に、美味しくないものと出会ってしまっても、それは失敗ではなく、ただの経験ですから。
そして、仕事。
「やりたいことだけをやる」ということは、なにかをお断りしなければいけなくなり、それがストレスを産みます。
だから、選びません。
それよりも、やりたくないこと、やらないことを決めておき、会社のサイトに明記しておけば、その中に該当するお客様は、最初からドアを叩くこともなさいません。
お互い、不毛な時間を過ごさずにすみます。
もし、もっといまより、ラクに生きたいと思う方がいたら、「やらないことを決める!」ことを、オススメします。
ムリなく、肩肘はらずに生きていくっていうことは、ストレスがかからずに、ほんとーにラクで楽しいです。
無理やりポジティブシンキングをしたり、イヤイヤ働きながらムリに楽しもうとするから、負荷がかかるんですよね。
別に、上むいてたって、下むいてたって、いいじゃないですか。
私はめちゃくちゃネガティブな部分も持っていますが、それを押し殺して「前向き前向き!」なんて、呪文を唱えたりはしません。
さらりと生きる。
その心地よさを、40歳すぎて、ようやく実感できるようになりました。
ムリはしないけど、好きなこと、好きの人のためならがんばれる。
ただ、それだけのことなんですよね。
毎日毎日、ビジネス書を読んだり、自己啓発セミナーに通ったり、自分探しに明け暮れたりしながら、どうも自分の人生を複雑にしている人が多いなーって、感じます。
それが、本当にやりたいことなら、いいと思いますけどね。
でも、なんだか、ムリしているように見えて、痛々しい。
周りは周り。ひとはひと。
誰かがやってるから自分もやらなきゃ! より「やりたい!」と感じることを、素直に実践すればいいだけ。
だから私は、
・人と比べない
・考えずに感じる
この3つを、生き方のガイドラインとしています。
いまのところ、限りなくシンプルだと思っています。
またトシを重ねたら、変わっていくのかもしれないけど、いまはこれが私にとってのベスト。
20代、30代、がむしゃらに走り続けてきましたが、このへんで少しだけ、スピードを緩めてもいいと思っています。
子育てが終わり、自分を大事にする時間が増えたからなのかもしれません。