こんにちは。

映画は初日に見る!がポリシーの長谷川亜由美です。

「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」(以下、OD3)から2年。

やっぱり終わっちゃうんですね。

15年間、ドラマシリーズからずっと見続けていたファンとしてはとても寂しいですが、この終わり方なら納得できるなと思いました。

初日に見て、翌日にも見て、まだ2回しか見ていませんが、イチファンとしても、踊るに区切りをつけることができたと感じています。

そこで今日は「映画 踊る大捜査線 THE FINAL」を3倍楽しむ方法 と題して、ネタバレ記事をお届けします。

ここから先はネタバレなので、これから映画を見る方は、ご注意くださいね。

何にも知らずに映画を見たい!という方は、ブラウザを閉じてしまってください。

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ここから『踊る大捜査線 THE FINAL』のネタバレあります

「あら? すみれと青島、結婚したの?警察やめたの?」と思わせるようなシーンから始まります。

商店街で、2人で、からあげ屋さんを営んでいるんです。

そこに和久くんが配達から帰ってきて、気づきました。

これは、張り込みのための大芝居だと。

青島がコンピュータシステムの会社に潜入しているところから始まる「秋の犯罪撲滅スペシャル」を思い出します。

青島の犯人逮捕にかける熱意は、ドラマシリーズっぽくて、あーこれぞ踊るだよと。

導入のテンポの良さも手伝い、いっきに引きこまれ、期待感が高まります。

そしてタイトルバック。

過去のシーンがハイスピードで流れていきながら、走る青島。

ここ、かなり好きです。

シーンはかわり、鳥飼誠一と池神長官。

この2人のやりとりには、今後の事件発生を示唆するキーワードが。

ここ、見所のひとつだとおもいます。

そして、いつもどおり、隠れキャラのボクシングの二人組を眺めながら、舞台は湾岸署へうつります。

隠れキャラをみつけるのも、踊るを楽しむためのポイントですね。

湾岸署の中を練り歩く人たちも、よく見るといいかな。

カエル急便の車を見たら、ナンバーにも注目です。

青島とすみれが、からあげ屋さんから戻ってくる時の車のナンバーにも。

青島が、交通課にいるときに、すぐ後ろにいるお掃除のおばさんの行動も注目。

(この掃除のおばさん、毎回同じ人なのかなぁ?)

踊るでは、事件発生までの間の寸劇で、ひとわらいしておくと、ウォーミングアップにちょうどいいですね。

そして、OD3に続き出演の、王明才(ワンさん)が、電話しているシーンにも注目です!

ワンさんが、私のイチバン好きなキャラクターです。

そうこうしているうちに、事件発生。拳銃を使った、誘拐事件の可能性が。

現場となった、国際環境エネルギーサミットの会場には、隠れキャラの三井さん、ピンクサファイアも登場です。

ドラマシリーズ最終話に、イメクラ店長役として登場した、武野功雄さんも再登場。

この三井さんが紹介する「バナナ」が、この映画の大事なキーワードのひとつだろうということは、なんとなくわかります。

踊るらしい、伏線だと見ましたが、やはりそのとおりでした。

そして、またまた事件発生。

ワンさんが電話で発注したはずの「水」が「ビール」でした。税金でビールですからね、大問題。

このビールをめぐっての、さまざまな攻防戦は、抑えておいたほうがいいです。

青島は、上司としての責任をとらされたくないため、あの手この手で「隠蔽」しようとします。

「隠蔽」も、この映画の大事なキーワードのひとつです。

さらに、誘拐事件は、殺人事件へと発展します。

踊るの殺人事件といえば、戒名(捜査本部出入り口に掲示する張り紙の名称のことらしい)です。

戒名といえばの、スリーアミーゴスがようやく登場します。

真下とのやりとりも見モノ。

なんといっても、初めて戒名を書いた真下の字の下手っぷりに反応する、女性警察官のコメントが素晴らしい。

そして、事件はさらに進みます。

殺害に使用された拳銃が、6年前に起きた少女誘拐事件で使用された証拠品であることが判明。

証拠品ですから、これは警察内に保管されているわけで、どう考えても警察内部の犯行だと。

ここで、冒頭の鳥飼誠一と池神長官のやり取りがきいてくるんですね。

なので、やっぱりちゃんと聞いておかないとです。

しかも、容疑者は特定できていてそれが、香取慎吾さん扮する久瀬智則です。

香取慎吾さんの顔が半分しかうつらない絵は、不気味さを増していて、私は鳥肌がたちました。

そして、OD1では、ほぼ「声」だけの出演だった、横山(大杉漣さん)が登場。

たしかあのときは、公安部でした。

今回は、警察行政人事院の執行官、要するに「隠蔽」のプロだとか。

警察内部の犯行であることを、隠すために、身代わりをでっちあげさせる、悪い人です。

青島たちは、そんなことも知らずに、犯人の身代わりである男(イシカワテツ)を逮捕。

しかし、前日にも署内で取り調べを受けているため、アリバイは確実。

にもかかわらず、鳥飼誠一は、イシカワテツを犯人と断定し、事件をおさめようとします。

そして第二の殺人事件が発生し、じょじょに6年前の少女誘拐殺人事件との関連性があきらかになっていきます。

6年前、真下正義が交渉課だったころに担当していた事件がそれ。

1人目の被害者も、2人目の被害者も、6年前の事件の容疑者でした。

逮捕されていましたが、つい2週間ほど前に無罪で釈放されていたのです。

そのことを知らなかった真下を見ている、当時の部下で、現交渉課課長 小池の嘲笑が、いっきに展開を加速させます。

あの笑みだけで、小池が事件に関わっていることは明白です。

並行して、すみれにも事件が起きていました。

すみれは、OD2のときに受けた銃弾の残留物によって、体調が悪く、なんと魚住(刑事課 課長)に辞表を提出していたのです。

すみれはこれまでも、何度か辞表を用意しているはず。

でも提出したのは、これが初めてなんじゃないかと記憶しています。

すみれの体調の悪さに気づいた青島が、和久くんを問いただすシーンも、踊るらしさを感じました。

和久ノートに書かれた「大切なものから目を話していると、真実にはたどり着けない」という言葉。

このあたりにも注目です。

そして、ついに小池が、事件への関与と動機をあきらかにしていきます。

小池は、OD2で初登場し、あのときはオタクキャラだったのに、こんなに熱いオトコだったんですね~と、感心してしまうほど、キャラ違い。

マイクに向かって叫ぶシーンも、見逃せません。

警察内部の人間が2人も犯行に関与しているとあり、官僚たちは、潔く隠蔽をやめるのかと思えば、今度は青島と室井に責任を押し付け、辞職させることで事件を終息させようとします。

どこまで腐ってるんでしょうね。怒りすら覚えます。

しかもそれを提案したのが、管理官の鳥飼誠一。冷たいオトコです。

(余談ですが、OD3で負ったケガのせいで、鳥飼は義眼になったという想定のようです。でも、サングラスが濃いのに、たまに眼球が動くの見えちゃうんですよね~。本当に義眼でも動くのかしら?)

ついに青島は、鳥飼に辞職勧告書を渡され、警察手帳を取り上げられてしまい、捜査ができなくなりました。

責任を押し付けられるために、捜査本部に投入された室井。(でも、警察庁の人間なのに、管理官として赴くっていうのは、実際アリなんだろうか?)

すれ違いざまに湾岸署を出ていくすみれ。

そんな中、いよいよ最後の事件が発生。

真下の息子が、久瀬智則に誘拐されます。

OD3では、オトナの事情で出演できなかったとかいう噂のあった水野美紀さんが、真下の妻 雪乃として久々の登場。

ここは出てこないと、踊るとしても決着を付けにくいんじゃないかと思います。

捜査本部に、真下の息子が誘拐されたことを伝えに行った青島ですが、捜査をするなと命じられます。

しかし「これは俺たちの事件だ!」というセリフを捨て置き、青島は捜査に向かいます。

一方すみれは、大分へ向かう高速バスの中で見たニュース番組により、青島や室井が責任を問われていることを知ります。

(池神長官の指示で、事前にマスコミにリークしていたから、ニュースになっています)

でも、降りることなく、そのまま大分へ向かいます。

このバスも、見所がいっぱい。

まずは、車両と言えば、ナンバーチェックです!「877」ですよ。バナナですよ。

バスはTTR。映画「交渉人 真下正義」の事件現場となる東京トランスポーテーションレールウェイです。

すみれが乗るこのバスのドライバーは、映画「交渉人 真下正義」で、クモE4-600をケータイカメラで撮影していた社員です。

OD3にも、たしか出ていましたね。何の配役だったか記憶にないですが。

室井が仕切る捜査本部では、事件に鳥飼が関与していることも、わかってきます。

(どう関わっているのかは、映画を見てのお楽しみのほうがいいかも)

つまり、鳥飼、久瀬、小池の3人が共犯。

そうか、だからポスターには、この3人が固まってたんだーと思いました。
http://www.odoru.com/

そして、どうやら6年前の事件を再現しているということも。

このあたりから、シリアスなシーンが続いていきますが、元所長で指導員の神田さんが発する「指導します」のヒトコトで、ほっこりします。

青島は、犯人の気持ちになって、潜伏場所をつきとめる捜査をします。

「俺が犯人なら、どう動くか?」

ここに、和久さんの魂が見え隠れして、ちょっとウルっとしました。

そうしてつきとめた潜伏場所は、バナナの倉庫。

はい、バナナです。(でも、カエル急便の倉庫に書いてあったBEERの文字も、気になりました。ワンさんが誤発注したビールと同じような気がします)

青島が、潜伏場所はバナナ倉庫であることを本部に報告すると、

室井は叫びます。

「全捜査員に告ぐ!バナナだ!」

このシーン、秀逸です。笑っていいんだか、いけないんだか、微妙な空気感がウマイです。

私は、OD2での室井のセリフ「カメダ(カマダ)」を思い出しました。

青島と、和久くんは、2人でバナナ倉庫に突入します。

誘拐された真下の息子が、機転をきかせて、防犯ベルを鳴らしたことで、中にいることが明確に。

これも時代を反映していますよね。

10年前だったら、防犯ベル常備すら、ありえない。

青島は、真下の息子を保護しますが、久瀬は青島にむけて発砲します。

ほほを銃弾がかすめ、緊迫感が漂う中に、なんと、すみれが運転したバスが突っ込んでくるんです!

これは、予想外でした~。

どうやってすみれがからんでくるのかと、思っていましたが、バスを降りて現場に向かうだろうぐらいに、簡単に考えていた私が恥ずかしい。

バスで突っ込む。

すごい、ここは最大の見所ですね。

青島とすみれの絆みたいなものも、じょうずに表現されていてうれしくなりました。

恋でもない愛でも友情でもない、青島とすみれだから醸せる空気。

これは15年あたためてきたからこそでしょうね。

真下の息子を湾岸署まで送り届けた青島に、真下が「青島センパイ!ありがとうございました!」と言ってくれたのは、すんごくうれしかった。

そうだよ真下、お前は署長かもしれないけど、青島の後輩だよ! それが正しいよ! と思います。

原点に戻った。そんな気がしました。

原点に戻るといえば「湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル」で、オンナ青島として初登場した篠原夏美も、ミニスカポリスの制服を着て原点回帰していました。

久瀬は逮捕され、事件は終息へ。

鳥飼も、連行されます。

でも、鳥飼は、この事件にかかわる不祥事隠しの実態を、告発文としてマスコミに送っていました。

当然、テレビ局は次々と報道していきます。

この問題を片付けるために、結局、池神長官と、安住次長は、横山から辞職勧告書を手渡されます。

おかげで、青島と室井はやめずにすみました。

ざまあみろ!とスカッとする反面、責任とか正義ってなんだろう?って思う瞬間でもありますね。

横山が正義かといえばそんなことはない。

やめればそれでいいのかといえば、そうでもないと思います。

だからこそ「正義なんてのは、胸に秘めとくぐらいがいいんだ」連行される鳥飼に対して、そういった青島の言葉が、ズシンと響きます。

和久さんもかつて言ってましたよね。

「正義なんて言葉は口に出すな。死ぬまでな。心に秘めておけ」(だったと思う)

室井が、湾岸署内で言った言葉

「オレは教えられた。組織の中にこそ信念が必要だと」

・・・

「なんてな」

も、聞き逃さないように!

鳥飼の告発をきっかけに、室井は警察組織を改革するためのなんとか委員会の委員長に就任します。

沖田ひとみ、新城賢太郎も、ここでちょっとだけ登場。

これが「新たなる希望」なんですね。

ラストシーンで、青島が走っていくその先に、希望が見えた気がします。

エンドロールには、「小林すすむさんの思い出とともに」というメッセージが刻まれていました。

「恩田くん恩田くん恩田くん」の名台詞を生み出した小林さん。

FINALが、本当にFINALとなってしまったんですね。

OD2のDVDのエンドロールにも、

ありがとう、和久平八郎 
さよなら、いかりや長介

って、刻まれていたことを思い出します。

たしか、OD3のときは、エンドロールのあとに、ちらっとワンカットがあった気がしますが、今回はなにもなく、そのまま終わり。

やっぱり最後だからなんでしょうね。

FINALを見終わって、ドラマシリーズからの15年こそが、壮大な伏線だったのではないかと感じました。

すみれは警察をやめて故郷へ戻るバスに乗るために、OD2で銃弾に倒れた・・・みたいな。

こうだったからこう、という、時系列の考え方ではなく、未来を先ぎめして逆算すると、そこに踊るのドラマシリーズがあった。

そんな印象です。

上映中にあと2,3回は見て、もちろんDVDも買わないと。

見る用と保管用に1個ずつ。

青島くん、15年間、私を踊らせてくれてありがとう。

そうはいっても、OD3 見てからじゃないとねの人には、カエル急便おまとめパックがオススメ!

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