ネタバレあり。映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 3』「あんまん」と犯人の関係とは

こんにちは。長谷川亜由美です。

『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』

映画は初日に行くのがポリシーですが、なんと、公開から1週間してようやく見に行きました。完全なるポリシー違反です。

前回の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ』(以降、OD2)から 待ちに待って、大きな期待を持って望みましたが

ひとことで言えばOD2のおもしろさにはかなわない、ということでしょうか。

そして、もうひとこと言うなら、ドラマシリーズ第1話から見ている人にしか、ピンとこないことが多すぎること。

ドラマファンとしては、小ネタはありがたいですが、ちょっと多すぎじゃないかと。

さらにもうひとこと。登場人物多すぎ。織田裕二さんの出番、少ない!

と、さんざんdisってみましたが、 今年見た映画の中では、「コメディ」として、ダントツにおもしろかったです。

ここから先は、ネタバレなので、これから映画を見る方は、ご注意ください。

まず、今回の事件の実行犯は、森廉(もりれん)くん。(ウィキペディアが開きます)

この子、なんと、ドラマシリーズ第1回(1997年に放映)に出てきています。

青島が刑事になって、はじめて現場に駆け付けたときの犯人(?)です。

その子が成長し、OD3では、重要事件の実行犯となりました。

このことは、本編ではあかされていません。

最後に青島が「きみ、どこかで・・・」と言ったのみ。

「あんまん」と言って、ピンとくる方は、私と同様、踊るオタクだと思います。

そして、これまでのドラマシリーズや、スペシャル版、映画2作などであったシーンがパロディになっていたり、あー、あの人知ってる!みたいな人もたくさん出ています。(交渉人 真下正義 にちょい役で出ていた人もいたような気がします)

木島丈一郎(寺島進さん)は、本当に必要だったか? ってのもありますが、いわゆる、同窓会的なノリが強い作品です。

車のナンバープレートにも注目!

1714 と 4989

どこの場面で出てくるかは、お楽しみ。

ほかにも、あるらしいですが、私は見つけられませんでした。

役者さんのこと

今回初登場キャラの中でも、イチオシは、中国から研修にきた、ワンさんです。

役者はこの方、滝藤賢一さん

「ブラッディマンデイ」での気持ち悪さが印象に強いですが、今回のワンさん役も、ある意味はまってます。すごく好き。

圧倒的な存在感を放っていたのは、やっぱり小泉今日子さん。

何年たっても、あまり変わっていないのはすごい。

鏡恭一(稲垣吾郎さん)のキャラクターが、当時とは違いすぎて、とってもがっかりしました。

ちゃんとつらぬいて描いてほしかった!

一番、ジーンときたのは、和久さん(いかりや長介)の声が流れたときです。
あー、これで、完全にお別れなんだな、と実感しました。

感想

そのほか、ストーリー的には、感動するポイントは特になく、ただひたすら、踊るオタクが、自分のオタク度を競い合える内容だったかなと思います。

踊る祭りとしては、成功かも。

ただ、それぞれのキャラクターをしっかり活かすためにも、OD4はいらないので、ドラマシリーズを復活させてほしいです。

ほんと、今回は、薄すぎです。

役者の数を出せばいいってものではなく、もっと丁寧に個々を描いてほしい。

大事にしてほしいんですよね、踊るのキャラたちを。
ぞんざいに扱われた気がして、ほんとうにそこが、残念でなりません。

(でも、好き)

しかし、水野美紀さん、どうして出演していなかったんでしょうか?

誰か知ってたら教えてください。

あ、そうそう、新署長に、真下正義(ユースケ・サンタマリア)っていうのは、途中ですぐにわかりました。

しっかし、真下正義は、イコールそのまんま、ユースケになっていませんか?

もともと、近かった気はしますが、クールさがなくなっていて、つまんない!

(でも 好き)

とりあえず、はじめて『踊る大捜査線』を見る方には、あんまりオススメできません。

テレビシリーズ11話
スペシャル版3話
映画版2本

これを全部見てから、OD3を見てください♪

おすすめは、踊る大捜査線 コンプリートDVD-BOX (初回限定生産)です。

もちろん、私は持っています☆  


投稿者プロフィール

長谷川さん
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長谷川亜由美|女性向けサイトリニューアルの専門家|webと文章のコンサルタント|株式会社AKDを経営して15年目の人。

暮らしのちょっとした不便をなくし、快適で豊かにするための商品を比較したり、検証したりするのが趣味。オススメ飲食店の紹介や、映画をもっと楽しく見るためのレビューも得意。どうせなら記録に残そうと思い、自分で書いているのがこの雑記ブログ「長谷川さんが書いてます」です。