「荒川さんが言った『最後は運だ』という言葉の意味が、やっとわかった」と、中野友加里さんのコメントを聞いて
こんにちは。長谷川亜由美です。
「最後は運だ」
これは、いまから4年前(2006年)のトリノ五輪のとき、荒川静香さんが記者会見でおっしゃったコメントです。
おととい、ショートプログラム演技終了後、中野友加里さんのコメントとして
「荒川さんが言った『最後は運だ』という言葉の意味が、やっとわかった」
と、紹介されていたのが、今日になっても忘れられません。
つまり、運にすべてをまかす境地にまで、たどりついたものにしか言えない言葉だと、そんなことも荒川さんが言っていたように記憶しています。
昨夜、中野さんの演技を見て、胸が熱くなっていた私は、やっぱり中野さん、バンクーバーに行ってほしい!と、願いながらテレビにかじりついていたのですが・・・
鈴木明子さんの、すべりだし、「つかみ」に圧倒されましたね。
あ~、やられた! と思いました。
観客の心を、ぐーーーっとつかんではなさない、あの見せ方というか、自分の売り出し方。
それでいて、感情のこもった表現力。
圧巻でした。
そつなく、技術力の高い、浅田さんよりも鈴木さんの演技に、心打たれました。
でもでも、中野さん、わたしは4年前からずっと応援していただけにとっても残念です。
勝ち方って、やっぱり、技術だけじゃないですね。
男子のほうも、高橋選手の演技、とくにストレートラインステップのときは感動で涙が出ました。
今回の冬季オリンピックも、楽しみです。