危険を知らせるのに、ふさわしい表現方法とは?
こんにちは。長谷川亜由美です。
とあるファーストフード店の外壁に、こんな掲示物がありました。
壁が崩れる可能性があるので、壁際を歩かないようにしてください。
気になる・・・気になりすぎます。
まずひとつめの気になる点
もし、こう書くにしても
壁が崩れる可能性があるので、壁際を歩かないようにしてください。
壁が崩れる可能性 → 壁が崩れる恐れ
にしてほしいです。
●好都合・プラス方向にかかわるもの
~~の見込み
~~の可能性
~~のチャンス
●不都合・マイナス方向にかかわるもの
~~の恐れ
~~の危険性
~~の疑い
~~の懸念
ふたつめの気になる点
危険なことなのに、なんで、こんなに悠長に書いているのでしょうか。
壁が崩れる可能性があるので、壁際を歩かないようにしてください。
読んでいる間に、壁が崩れてしまうことでしょう。
危険を知らせるときは、こうです。
離れろ! 危険!
とか
壁が崩れます! 注意!
など。
いまは、赤い字で書きましたが、注意をひきつけるのですから、踏切の配色にならって、黒地に黄色文字 なら、なおいいです。
一語一句をバカ丁寧に読ませることより、瞬時に危険が伝わるかどうかのほうが、大事です。