起業したい女性が、よく間違えちゃう分かれ道
こんにちは。長谷川亜由美です。
私は、ホームページの制作が本業のため、起業とは切っても切れない縁があることから
開業に関するご相談は、ひんぱんにうけています。
そして、多くの方が「開業したい。そうだHPつくろう!」みたいなノリでいらっしゃるのですが
いやそれ、ホームページ作る前にやることありますよね
とか
その事業で本当にいいんですか?
とか
そもそも、起業しなくてもいいんじゃないですか?
みたいな起業プランも、よくあります。
「起業したい!」という思いだけで、前を向いてスタートラインに立ったと思いきや、実は後ろ向きに走っていた、なんてことも、よくある事例です。
それだけ、自分のことはよく見えていないという証拠なのですよね。
相談を受ける側からしますと「なぜ、その事業を選んじゃったのでしょうか?」ってことが多いんですが
そういう方たちの共通点としては、ご自身の強みや経験をまったく無視して、新しいものに飛びついて走り出してしまうところでしょうか。
たとえば、20年近くも、営業職をやってきたにもかかわらず、「アロマセラピストになりたいんです!」みたいな方は、起業セミナーやると必ずいらっしゃいます。
なんでアロマセラピストなんですか?って聞くと「アロマで癒されたので、私も人を癒やしたいんです。資格もとっちゃったし」と、答えます。
100人いたら、100人がそう答えます。
開業の成功パターンは、自分の得意分野から、ちょっとずつ広げていくことなんだけど
すごーく、自分の遠いところから手をつけちゃうのは
たぶん
自分の家の近所に、美味しい店があるはずがないという思い込みと似ていて
夢って、すごく遠い世界にあるように感じちゃうんでしょうね。
だから、長年やってきた営業職経験を活かして、事業につなげようなんてことは思いもせず、なんとなーーーく、キラっと光り輝く未来がありそうな、遠くの月に手を伸ばしちゃうんですよ。
でも、遠いんだから、手につかむまでの時間だってそれなりにかかるはずなのに
その現実は見えていない。
私としては、不思議すぎてしまいます。。
もっといいネタもってるくせに、なんで見えていないのかしら?と。
「近く」と「遠く」という分かれ道があるなら、近くを選んでほしいんです、最初はね。
ちょっと体力つけてから、遠いところに行ったほうがいいでしょう。
山登りしたことない人が、いきなりエベレストとか、目指さないはず。
金もないコネもない、お客もいない、という状態から開業しようとするなら、少しでも自分の得意分野を「お金」という価値に変えようと思うのが、ビジネスとしてはごく当然の考え方です。
小さく産んで、大きく育てる。
子育てと同じですね。
ただ、もちろん、資金が潤沢にある場合は、いきなり一攫千金を狙ってもいいと思います。
エベレストにヘリで登ってやる!みたいな。それも、アリですよね。できるかどうか、知りませんが。
お金もない、コネもない、お客もいない状態からやるなら、コツコツやっときましょうよ、っていうだけですから。
水に小石を投げてひろがる波紋のように、自分に近いところから、少しずつ広げていくのが、自然の摂理のように思います。
彼氏が欲しいな~って思う人も、遠いところばかり見ないで、自分のまわりを見渡してみたら、いい人いるんじゃないでしょうかね。
経営者経験30年、4つの事業を経験してきた私が、開業のご相談を受け付けております。
分かれ道を間違える前に、ぜひどうぞ。
起業する女性のためのコンサルティング(オンラインです)
https://ai-comm.co.jp/service/kigyousoudan