その肩の違和感、四十肩(五十肩)かも!? 5年以上の実体験を詳細レポート

四十肩と肩こりは違う?

四十肩って痛いの?

何をすると四十肩になるの?

などなど、四十肩(五十肩)経験者に聞いてみた!5年に渡るリアル体験談を紹介します!

こんにちは。3人の子育て(18歳、14歳、4歳)主婦ライター、桜井しおりです。

私も40歳をすぎ、肩が痛むと「もしかして四十肩?五十肩?」なんて思うようになりました。

でも、よくよく考えてみると、四十肩がどんなものかくわしくは知りません。

「腕が上がらない肩こり?」

「なんかよく知らないけど、痛いんでしょ?」

そんな印象しかもっていませんでした。

ところが、このブログのオーナーである長谷川亜由美さん↓に、四十肩の体験談を聞いてみたら・・・

長谷川

とんでもない!!

「肩こり」とは全く違うし、

「痛いんでしょ?」なんて軽く言えるようなものではなかったんです!!

何がどう違うのか?

私が衝撃をうけた言葉があります。

長谷川

「肩こりで死にそうでした。死んだほうがマシ!と、本気で思いました」

長谷川

「肩に100キロぐらいのおじさんがのっかっている感じで、重くて重くて…3週間は寝込みました」

これは大変!

四十肩って、死にそうになるほどツライらしいんですよ。

しかも、100キロのおじさん・・・

絶対そんな思いはしたくないし、私は子育て真っ只中。

末っ子はまだ6歳です。

寝込めないーーー。

なりたくないと思っていても、その日は突然やってくるかもしれません。

だからこそ!今のうちに、四十肩の知識を身につけておきたい。

備えあれば憂いなし

知識があれば、なってしまった時に慌てずにすみますよね。

今はまだ四十肩ではないけど、年齢的にもそろそろ心配な方。

体験談を通して、四十肩の症状や対処法、予防法を学んでいきましょう。

最後には、「四十肩のときにあるといいよ!」グッズの紹介もしていきますね。

衝撃の四十肩体験談(2016年1月~2021年4月)

  • 長谷川さん 女性
  • 仕事はデスクワークのみ
  • 右肩(利き腕) ←47歳時点
  • 左肩 ←51歳時点

私が衝撃をうけた、リアル「四十肩」体験談をごらんください。

インタビュアーは、私、桜井です。

桜井

生活習慣が不規則の方も発症しやすいと聞いたことがあります。
早寝早起きをするなど、生活習慣は規則的ですか?

長谷川

毎日は、していないです。

ただ、月に2~3回、ピラティスという運動はしていました。

桜井

生活習慣が不規則の方も発症しやすいと聞いたことがあります。
早寝早起きをするなど、生活習慣は規則的ですか?

長谷川

いいえ。
夜、眠るのが遅い日もあるので、かなり不規則だと思います。

桜井

また、血行不良の方も発症しやすいそうですが、冷え症などの症状はありましたか?

長谷川

寒い時期には、多少冷えを感じることがあるほうだと思いますが

冷えで苦しいという経験はありません。

平熱が37℃近いので、むしろ熱いです。

桜井

四十肩についての知識はありましたか?

どんな症状だと認識していましたか?

長谷川

ブラのホックができなくなる。

ある日突然、腕が上がらなくなるときいていました。

そして、いつの間にか治るから、放っておけば良いと。

桜井

実際になってみて、その症状は認識していたものと同じですか?

長谷川

だいたい、似たようなものでした。

ただ、ある日突然、腕が上がらなくなるわけではなかったです。

ちゃんと予兆がありましたね。

長谷川

そして、認識があきらかに違ったのは

「放っておけば治る!」

という部分です。

桜井

はじめに四十肩の症状が出たのはいつ頃ですか?

長谷川

2016年1月頃ですね。違和感を覚えたのは。

なんとなく腕が動かしにくいな、まさかこれが四十肩かな?

でもブラはつけられるから(後ろに手が回るから)、まだ大丈夫かな?

ぐらいな感じでした。

ここで通院すれば、すぐに治ったはずです。(と、先生にいわれました)

桜井

なるほど。動かしにくいといった違和感には、注意が必要なんですね。

長谷川

そこから半年して、2016年7月頃には、完全に腕が上がらなくなりました。

桜井

つまり、違和感を覚えてから半年間、様子を見ていたということですね。

その期間、病院には行かなかったんですか?

長谷川

実は、整骨院や整体、カイロなど、ちょっと怪しげなところも含めて、何箇所か通っています。

できるだけ早く治したかったので「3日で治る四十肩!」みたいな広告に釣られまして。

でも、もちろん、全然効果なく。

しかも、痛いのに無理やり動かされて、最終的に悪化して・・・熱も出て。

それで観念して、薬をもらわないとムリ!と思い、整形外科へ行きました。

桜井

熱や痛みは、どのくらい続きましたか?

長谷川

もっともひどかった時期は、3週間から1ヶ月。

ずっと、肩周りが熱をもった状態でしたし、とにかく、一日中痛い。

長谷川

右腕全部が痛みます。

私は指先までしびれていました。

肩だけが痛いのではなく、腕の付け根から全体的に痛いです。

何をしていても、痛みを忘れることがないぐらい。

わかりやすくいうと、一日中、肩が生理痛みたいな。

桜井

肩こりとは、どんなところが違いますか?

長谷川

私も、四十肩が発症するまでは、肩こりとの違いがわかりませんでしたが
なってみればわかります!

ぜんぜん、違いますから!

長谷川

肩こりで死ぬ!と思うことは、あまりないと思いますが、

いちばんつらかったとき(2016年8月頃)は肩こりの痛みで死にそうでした。

死んだほうがマシ!と本気で思いました。

長谷川

このひどい肩こりも、四十肩の痛みの中のひとつらしいです。

肩に、100キロぐらいのおじさんがのっかっている感じで、重くて重くて、寝るしかなかったですね。

実際、3週間はねこみました。

痛みと倦怠感に襲われ、何もできないので寝るしかないというのが正しいです。

桜井

!!!(衝撃)

具体的に、どのあたりが痛むのでしょうか?

長谷川

ダイレクトに痛いのは肩の関節なんですが、関節で神経を挟み込んでしまうことで、腕全体、指先まで痛みが広がることがあります。

また、筋肉は、伸びたり縮んだりするものですが、どっちかに固まってしまうことで、動かすときに、筋肉の癒着がはがれるような、ビリっ!とした痛みを感じたりもします。

激痛でしばらく動けなくなりますよ。おさまるまで黙るしかない・・・

痛む場所は人それぞれだと思いますが、私の場合は二の腕の後ろのほうが痛むことが多いですね。

桜井

最初の診察のとき、医師から言われた内容は覚えていますか?

長谷川

「放っておいたから、こじらせましたね。こじらせた四十肩です」と診断されました。

もちろん、レントゲンも撮りましたよ。

そして、四十肩は通称名で、ケガの名称としては「肩関節周囲炎」と言うそうです。

長谷川

あと「お尻はふけますか?」と聞かれました。
もちろん、右手ではふけませんでした。
腕がのびないんです。

長谷川

それから、夜間痛はありますか?と、診察のたびに聞かれていましたね。

四十肩の特徴として、夜になると痛むんだそうです。

私もそうで、そのせいで眠れなかったです。

夜間痛は、3か月は続いた記憶があります。

桜井

痛みや動かしにくさ以外にも、不眠で悩まされてしまうとは・・・

それはつらいです。

四十肩の原因は、加齢によるものだそうですが、

年齢以外に四十肩になった原因で考えられることはありますか?

長谷川

肩が、内側に入り込むような姿勢を日々とっているので
(猫背でキーボードタイピング)

それが大きな原因だと思います。

日頃の積み重ねですよね。

桜井

では、病院でのリハビリ内容を教えてください。

長谷川

2016年9月24日からリハビリをはじめました。(週に一回程度)

最初の頃は、腕も肩も肩甲骨まわりもパンパンに張っていて、リハビリを担当する理学療法士さんに指先で軽く触れられるだけで痛かったので、痛みを和らげるためのマッサージがおもでした。

長谷川

翌年の2月か3月ぐらいに、ようやく炎症がおさまってきたので、肩甲骨の周りをほぐし、動きを広げるリハビリが始まりましたが、

動かないのに動かすので、これはまた別の意味で痛かったです。

でも、動かさないとよくならない。

そういう時期にはいっていたので、我慢の日々でしたね。

桜井

リハビリ以外には、どんな治療をしたんですか?

長谷川

最初のころに、痛み止めのステロイドが入った注射を1回だけうちました。

背中側の、肩と腕をつなぐ関節あたりにうちます。

即効性はありませんが、3日程で痛みが和らいできました。

あのときは、生き返った!というくらい、目の前がひらけたのを覚えています。

長谷川

その後、2週間に1回程度、ヒアルロン酸の注射をうちました。

これは、肩周りを動かしやすくするために、リハビリの直前にうつものです。

痛みがおさまってきた2月か3月ごろまで、約半年間、続けていました。

実際に長谷川さんが打っていた薬剤と注射器
実際に長谷川さんが打っていた薬剤と注射器
長谷川

あとは、薬を飲んだり、湿布(ロキソニンテープ)型の痛み止めも貼っていました。
熱をもっていたころは、患部を冷やすことも、すすめられました。

桜井

通院を始めてから、どのくらいの期間で痛みや動かしにくさが緩和されましたか?

長谷川

約、半年ですね。

そして、通院開始から、1年2ヶ月後(2017年11月)に、完治まであと10%というところで、リハビリは卒業となりました。

あとは自宅で動かすことで、完治につなげてくださいということで。

でも、現在(2021年4月)も、右肩は、まだ完全な動きには戻っていません。

日常的に困るほどでは、ないんですけどね。可動域は、発症する以前より狭いです。

桜井

痛みがなくなって、本当に良かったです。

改めてお聞きしますが、四十肩は自然に治りますか?

長谷川

経験上、絶対に、治らないです!

たぶん「放っておいて治るよ」という人は、通院していないだけで、普段から運動する習慣があるなど、自分で動かしたりしていたと思います。

桜井

今後、四十肩には、もうならないと思いますか?

長谷川

それがですね、いま(2021年4月)は左肩に、五十肩を発症しています笑

年齢も51歳になりましたので、四十肩ではなく、五十肩と言っています。

桜井

え!

せっかく右が良くなったのに、左もですか!?

長谷川

そうなんです。

2016年の9月に、右肩。

そして、2020年の9月に、左肩。

2021年4月現在も通院中です。

長谷川

もともと、右肩のリハビリが終わったころ(2017年11月)に、

3年後くらいに、逆の肩が痛む人が多いので、今度は早めにきてくださいねと

先生に言われていたので、驚かなかったですが

ちょうど3年だったことは、ピッタリすぎて驚きでした!

桜井

いまは、どのような状態ですか?

長谷川

いまは、一度落ち着いたのに、ぶり返している状況でして・・・

けっこう辛いですね。

違和感があったのは、2020年7月。

診察を受けたのは、2020年8月。

リハビリ開始が、2020年9月で、このころはすでに夜間痛がありました。

長谷川

右肩での経験を活かして、自宅でもリハビリにつながる運動をしたりして

2020年の12月には、痛みもなく、動かせるようになったし

わりと早く良くなったんです。

長谷川

ところが、お正月から2月まで、かなりハードワークが続きまして

結局、ぶり返してしまいました。

いま(2021年4月)は、安静にする時期なので、動かせるようになるまで

ここからまた半年くらいは、かかりそうですね。

せっかく早く病院に行ったのに、早く治るかと思ったらぶり返し…

しかも、神経痛を併発してしまい、薬も増えて、重症ですね。

完全に油断しました。

桜井

それは大変ですね…

ここまでくると、四十肩のプロのような・・・

いろいろとリアルな体験を聞かせていただき、ありがとうございました!

最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

長谷川

とにかく、肩や腕に違和感があったり、いつもと違うなと思ったら、すぐに整形外科の診察をうけてください!

病気やケガを診断できるのは、国家資格のある医師だけです。

実際、私の実父は、違和感のあった翌日に受診し、翌日から普通に動かせるようになりました。

早い処置がなにより大事だと思います。

長谷川

そして、痛いときは動かさずに安静にすること。ムリに動かすと炎症がひどくなります。

痛みがとれてからは、リハビリ指導に従って、少しずつ動かすようにしてみてくださいね。

ひごろの予防も大切ですね。

長谷川さんの四十肩(五十肩)体験談、いかがでしたか?

四十肩を「腕が上がらない肩こり」程度に思っていた私には、衝撃的なお話でした。

まず、痛みとともに、熱もでることに驚きです。

そして、自然に治ることはないという事実。

痛みや違和感を感じたら、まずは整形外科を受診ですね。

ここであらためて、四十肩のことをまとめてみたいと思います。

四十肩について詳しくなろう!

■四十肩ってなに?

四十肩または五十肩は通称名で、ケガの名称としては「肩関節周囲炎」と言います。

発生原因は解明されていないそうですが、

加齢に伴い肩の関節や筋肉、肩周辺組織が硬くなったり縮むなどの変化がおこることで発症すると考えられています。

また、生活習慣やストレスなどの要因が重なることでも発症のきっかけになるとされているようです。

<発症しやすい人・条件>

  • 若いころにスポーツ等で肩を酷使したり、痛めたことがある
  • 猫背など体のゆがみがある
  • 生活習慣が不規則
  • 血行不良

<長谷川さんの場合>

  • PC作業をする仕事
  • 猫背で肩が内巻きになりやすい姿勢を長時間している
  • 日常的な運動はしておらず、肩甲骨を動かすことが少ない
  • 生活は不規則

■四十肩は放っておいても治りますか?

四十肩は、ケガの名称としては「肩関節周囲炎」と言い、肩関節まわりの炎症です。

一方、日常的に感じやすい肩こりは、悪い姿勢や緊張などによって肩や首の筋肉が疲弊し、血液の循環が悪くなることで、肩に痛みや張り、だるさが発生することを言います。

肩に感じている違和感が、「血液循環の悪さや筋肉の疲弊」であれば、マッサージなどで改善することもできます。

しかし、「肩関節周囲の炎症」が原因の場合、そのまま放っておくと、いわゆる四十肩の状態になり、腕が上がらなくなったり、痛みや熱を伴うようになります。

自然に治ることはなく、投薬や通院によるリハビリ、ひどい場合は注射などが必要になってきます。

では、肩の違和感の原因が、肩関節周囲の炎症かもしれないと、どこで判断すればいいのでしょうか?

■四十肩を早く治す方法

長谷川さんは、痛みや熱の症状がでる(四十肩になる)半年ほど前に、

肩や腕が動かしにくいなと感じていたそうです。

ここ!最初の症状はこの時!だったんですね。

動かしにくいなという感覚です。

この動かしにくいという感覚が、1ヶ月続くようなら、肩関節周囲炎がおきていると疑ってもよさそうですね。

あとは痛みの違い

肩こりはマッサージをすると気持ち良かったり、肩が軽くなったりしますよね?

しかも、耐えられないような痛みではなく鈍痛。

四十肩は、死にたい!と思うほどの痛みですから、痛み方がまったく違いますね。

四十肩は、放っておいても治りませんし、長谷川さんのように、こじらせてしまうこともあります。

肩の動かしにくさや痛みなど、いつもと違う違和感を感じたときは、整形外科を受診してみましょう。

炎症が軽い時点で通院できれば、こじらせずにすむかもしれませんし、整形外科ならレントゲンを撮ってもらえます。

また、四十肩ではなく、違うケガや病気がみつかることがあるかもしれません。

自己判断せず、まずは違和感があったら受診してみること。

大切なことは、自分の症状が何なのかを知ったうえで、どこで、どんな方法を受けるのかを選ぶ。

それが、回復への一番の近道になるのではないでしょうか。

■四十肩はぶり返したり、再発したりしますか?

長谷川さんご自身が、ぶり返しを経験していらっしゃるので、これは「アリ!」で間違いなさそうです。

一度よくなっても、油断は禁物のようですね。

そして、リハビリ任せにせず、できるだけ日常的に、肩甲骨を動かすなど、努力も欠かせないということなのかもしれません。

■四十肩を予防するためにできること

ここまで、四十肩の症状などについて書いてきましたが、どう考えても、四十肩にはなりたくないですよね?

ということで、次はできるだけならない方法(予防法)についてです。

四十肩が発症する原因の一つに、

猫背、体のゆがみ、そして肩甲骨のかたさがあります。

長谷川さんも、四十肩のリハビリで肩甲骨の動きを広げる運動をされていました。

また、肩甲骨を意識したストレッチをおすすめしてくれていました。

子育て真っ只中、家事、育児、仕事に追われ、習い事に行く時間もない…こんな私にもできる肩甲骨を意識したストレッチを探してみました。

たくさんあった中から、2点。

マエケン体操

プロ野球広島カープからアメリカメジャーリーグ(ドジャース)へ移籍した前田健太投手が、試合前や試合中に行うストレッチです。

肩甲骨を意識して動かすので、肩こりにも効果がありそうなストレッチですね。

ラジオ体操

毎朝6時30分から放送されるラジオ体操。

体全体の筋肉や関節をバランスよく動かせます。なじみのある方も多いのではないでしょうか?

新しいことを始めたり覚えたりすることが大変な時もありますが、ラジオ体操を知っている方なら、すぐに取り入れられますね。

YouTubeでも観ることができるので、好きな時間に行うこともできますよ。

私はラジオ体操を始めてみたのですが、これがなかなかいい運動になります。

最初はちょっと息切れしちゃいましたが💦

前に体を倒すことはあまり苦ではないんですが、問題はうしろに身体を反らすときです。

もう、首は痛いし、肩甲骨がかたい。

運動不足と猫背であることを実感する毎日ですが、始めて2週間、少しかたさがほぐれてきた様に感じます。

四十肩になったとき、これがあるとラクでした!

長谷川さんが実際に使用してよかった物を教えてくださいました。

私も何点か試してみましたよ!

ドルマン袖のパーカー

長谷川

ちょっとのひねりでも激痛がはしるので、
できるだけ刺激をおさえた動きができるように、
とくに袖口がゆったりしたものがありがたかったです。

ドルマン袖でゆったりしていて着やすかったそうです。

四十肩が発症していると、腕も上がりにくいですし、上から被らなくていい前チャックの服は重宝しそうですね。

ドルマン袖でゆったりしていて着やすかったそうです。

四十肩が発症していると、腕も上がりにくいですし、上から被らなくていい前チャックの服は重宝しそうですね。

カップ付きインナー

伸縮性があって、下からズボンのように足をとおして着られるものがおすすめだそうです。

やはり、上から被ることはできませんし、背中に腕を回してブラジャーのホックを止めることも厳しいとのことでした。

私もこの商品を試してみました。

生地はとてもよく伸びますが、身体にフィットするタイプで、カップのアンダー部分がしっかりとしている分、下から着る時に少し窮屈さを感じました。

四十肩の時は、サイズは1サイズ大きめのほうが良さそうです。

下から着ることが前提なので、生地の伸びは重要ですね。

リストレスト

長谷川さんによると、低反発のリストレストのおかげで、PC作業の負担が少し減ったそうです。

私も、この商品を試してみました。

腕の置き場があることで、肩に余計な力が入らずに済みますね。

リストレストがない時は無意識に腕が上がり、そのためか、肩に力が入っているように感じます。

ほんの少しの違いでも、負担を減らしたいですね。

寝るときの相棒 ピーナッツ型のビーズクッション

長谷川

横向きになって寝るときに、私は左を下にすることしかできなかったのですが、その場合、右腕の置き場が困るんです。(右肩が痛かったときです)

肩から腕にかけて角度がついてしまうと痛みますから、このクッションを抱きかかえるようにして、右肩から腕が、必要以上に下がらないようにして寝ていました。

ピーナツ型なのが、よかったです。
腕をおく位置が、すこしへこんでいます。

長谷川

上を向いて寝る場合でも、肩と布団の間にバスタオルを挟んで、肩が布団に沈み込まないような工夫をすると、少し楽になります。

こちらの商品も試してみました。

私が想像していたビーズクッションは、クッションにもたれた時に身体に合わせて深く沈み込むイメージ(身体がほぼ倒れている感じ)でした。

こちらのビーズクッションも体重をかけると形は変わるのですが、サイズが小ぶりのせいか、

私がイメージしていたビーズクッションほどの沈み込みがなく、腕を置いても高さが安定していました。

手持ちの抱き枕や綿のクッション、枕などでも横向きに寝て確かめてみたのですが、

高さが低くて腕が下がってしまいます。

また、綿のクッションや抱き枕では、上手く沈み込んでくれませんでした。

今は四十肩ではないので、床に座った時に座椅子のようにもたれて使用しています。

ピーナツ型のくぼみとビーズが腰を包むように身体にそい、腰が安定するので疲れにくいですね。

車に乗るときの負担を減らす マイクロビーズクッション

長谷川

痛いときは急な動きをしないようにしたり、重力をかけすぎないような体制をとることが大事です。

とくに、車にのっているときは、腕をぶら下げている状態よりは、クッションで支えてあげると、負担がなくて済みますよ。

このクッションは、美容院で見たことがあります!

さわり心地もいいし、クッション性もあって、たしかに腕を置くとラクそうですね。

やわらかW_アイス枕

長谷川

肩関節の炎症がひどかったとき、数日間ですが、冷やすのに役立ちました。

二つ折りで、肩をはさむようにして冷やせるので、効率がよかったです。

冷やしすぎは禁物なので、そのまま眠らないように!

長くても30分くらいにとどめたほうがいいですね。

グルコサミン

グルコサミンは、関節のかたまりを防ぐ作用が期待できるそうです。

実際に効果があったかは、わかりませんが、少しでも早く治したいという気持ちの現れですよね。

軽いダンベル

長谷川

痛みがとれてからですが、自宅でのリハビリ用に使いました。

筋トレをするわけではないので、ごく軽いもので。

500mlペットボトルに水をいれたものでも代用OK!

長谷川

腕をおろしたままダンベルを握り、ブラブラと軽く揺らすだけ。

肩関節の動きをスムーズにするため、毎日の宿題でした。

ストレッチポール

長谷川

肩甲骨が固まって胸が閉じてしまうので、このポールの上に寝て背中をのばし、胸を開き、肩甲骨の付け根を刺激します。

リハビリの理学療法士さんから、毎日やるように言われていました。

円筒形よりも、半円形のほうが、安定感があって使いやすいですね。

こちらも試してみました。

四十肩予防に、ラジオ体操とあわせて試しています。

どうしても猫背になりがちなので、胸を開く動作は大切ですね。

長時間でなくていいので、お風呂上りなどにストレッチとしてやってみると、身体がほぐれて気持ちいいです。

脚立

腕が上がらないということは、今まで届いていた高いところに手がとどかない! ということになりますね。

脚立や踏み台は、必須だったそうですよ。

四十肩体験談から学んだこと まとめ

最後にもういちど、体験談から学んだことを確認しておきましょう。

まとめ

  • 四十肩(五十肩)は通称名で、ケガの名称としては「肩関節周囲炎」と言う
  • 四十肩になる前に、腕が上がりにくいなどの、肩に違和感をおぼえる(この時点で受診すること!)
  • 痛くなってからでは遅い
  • 悪化すると、一日中痛みが続く
  • 夜間痛がある(とくに夜間、痛みが増す)
  • おしりがふけない(肩を上下させる動きや、肩を下げる動きができない)
  • 発熱をともなうこともある
  • 死ぬほどつらい
  • 肩に100キロのおじさんが乗っかっている感じで、重くて重くて・・・寝込むこともある
  • 再発率が高く、油断するとぶり返してしまう
  • 自然に治ることはない

もしいま、肩や腕の動きに違和感がある方は

なにはなくとも、まずは整形外科へ行ってくださいね(整骨院や整体ではなく、整形外科です)。

四十肩に似た症状で、石灰沈着性腱板炎という違う炎症のこともあるそうなので、自己診断は危険です。

病気やケガを診断できるのは、医師だけですので、必ず整形外科へ!というのが、長谷川さんからのアドバイスでした。

この記事が、いま四十肩で苦しんでいる方のお役にたちますように。

そして、お早い回復をお祈りいたします。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。