こんにちは。長谷川亜由美です。
とっても、気になりました。
近所のクリニックに貼ってあるポスターに書かれているコピーです。
麻疹風疹予防接種
一歳の誕生日プレゼントで終了したと思っていませんか?
いえ、そんなこと思っていませんが?
そもそも、1歳の誕生日プレゼントで、なにが終了するというのでしょう。
あまりにも、ピンとこな投げかけに、しばし固まってしまいますね。
このページにも
国立感染症研究所 感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/vaccine/cpn04.html
麻疹風疹混合ワクチンを1歳のお誕生日のプレゼントにしましょう。
なんて、書かれています。
予防接種は、プレゼントにはならないと思うのですが。
仮に、ハードルの低さを演出するために、キャッチーな「プレゼント」という言葉を使ったのだとしても、その作戦は失敗ですね。
予防接種には、少なからず副作用があるわけですから、ウキウキルンルン♪ な気分でうけにいくものではないです。
親としては、万一副作用が出たらどうしようって感じで、ものすごく心配なんですよ。
特に、長男・長女なら、なおさらです。
接種率が低いのは、親の意識低下ではなく、予防接種に対する信頼性の低下かもしれないですよね。
そういう親の気持ちに、真摯に向き合っていない言葉には、違和感ばかりでなく、嫌悪感すら覚えるというものです。
啓蒙活動をしたいのであればなおさらですが、もう少し読み手の気持ちに寄り添うことから、はじめてみてほしいと思いました。